社員が実際に使っておすすめしたい商品を紹介するコーナー、第20弾。
こんにちは。WEB販売課の担当Hです。
スタッフが実際に使って商品を紹介するブログも、はや20本目となりましたが、今回ご紹介するのは初登場のジャンルから。デジタル顕微鏡もミヨシを語る上では外せない商品の一つとなりますので、その魅力を余すことなくご紹介させていただきたいと思います。
顕微鏡もワイヤレスの時代に突入!
ミヨシがこれまでに発売したデジタル顕微鏡は6つ。そう、顕微鏡の開発においても長年の実績があります。
その中で唯一ワイヤレスに対応しているものがこちら。スマートフォンやタブレットに無線接続ができる初の商品です。
無料の専用アプリをダウンロードすると、Wi-Fi経由で接続ができるようになります。
ワイヤレスは、間に障害物などがない状態で、最大約5mまでの距離まで使用が可能です。
ワイヤレスがONになるとスマートフォンの方に接続先が表示されます。Android 4.0.3以降、iOS 5.0以降に対応しています。ただし、Android OSとiOS専用となっており、WindowsやMacOSには対応していないのでご注意ください。
接続できる機器は、スマートフォンやタブレットなど最大で3台まで。同時に複数の人で共有しながら使うこともできるので、グループワークなどで1つの観察物をそれぞれの端末で見るという使い方もおもしろいかもしれません。
実際に見てみよう
何を見ようかといろいろと悩んだ挙句、マッチ棒を見てみることにします。
顕微鏡の先には、白色LEDライトが8灯も付いているので、暗い環境での撮影はもちろん、被写体が黒っぽいものでも鮮明に見ることができます。
LEDライトの光量は調整ができ、こちらのダイヤルで行います。
顕微鏡で見たものは、リアルタイムでスマートフォンに表示され、どこを見ているのかがひと目で分かります。ここぞ!というタイミングで撮影ができるのは便利ですね。画素数は130万画素、25倍、100倍の2種類の倍率から選択ができるので、肉眼では見えないものを鮮明に撮影することができます。
撮影された画像は、スマートフォンの本体に保存され、メール送信や画像加工もできます。また、動画撮影も可能なので(ある程度大きめの)動く微生物観察や、撮影箇所を動かして観察するといった用途にもお使いいただけます。
ピントの調整は、青いグリップ部分を手動で回すことで調整ができます。
充電はmicroBポートが用意されているので、USBケーブルにて行います。
1,200mAhの充電式リチウムイオン電池を内蔵しているので、使用状況により誤差はありますが、約1時間程度の使用が可能なので、コンセントがない屋外やケーブルを気にせず使えます。
手持ちでも使えるのですが、固定して使いたい場合のために、スタンドが付属しています。
倍率が高かったり、通信状態があまりよくないとどうしてもブレが気になったりプレビュー画面がゆっくり動いたりするので、手ブレを防止しながらピント調整を行いたい場合や、長時間に渡る定点観測をしたい場合などにお使いいただくとよさそうです。
ただ、スタンドのパーツがそれぞれが分かれていて組立て式なので、しっかり組み立てないと簡単に崩れてしまいます。組立て自体は容易ですが、取扱いがちょっと注意が必要なので、簡易なスタンドと考えていただいた方が良さそうです。
こちらはコーヒー豆を見ているところ。食材の質感や傷がはっきりと分かるので、こんな風に食材のその日の状態などのチェックにお使いいただくのもいいかもしれません。
また、重さは110gと軽量なので、工事現場などで目視できないような高い場所へ腕を伸ばして撮影ができたり、体が入れなかったり暗くて見えない部分、例えば車の内部や下部分などの状態チェックにもお使いいただけます。
顕微鏡ってなんだかハードル高いなぁとか、使ってみたいけど場所を取りそうだなぁと思っていた方も多いかもしれませんが、今の顕微鏡はここまでコンパクトでそしてワイヤレスにも対応となっていますので、いろいろと活用してみてくださいね。
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